地盤のはなし
このところ雨が続き地盤も緩んでいるようですが、雨が上がっても地面が濡れているところを見かけます。地元でもそういう場所が何ヵ所かあります。雨が降らなくても常に地面が濡れているところも見かけます。


こういう場所の近くには水路があることが多く、宅地開発等でもともとの地形がわからなくなってしまうと水路の上に家を建ててしまうこともあります。水路を地下に設け(暗渠)水路の上をきれいなインターロッキングの遊歩道やきれいな桜並木になっているところもあります。


画像の遊歩道の周囲はしっかりした工事が行われているので影響は感じませんが、水路の近くは当然ですが軟弱地盤であることが多く、周囲の建物や工作物に影響が出てきます。



阪神淡路大震災や東日本大震災を経験したあと防災意識が高まったこともあって現在建てられている住宅は地盤調査、地盤補強、地盤保証が当たり前になってきました。当社事務所の近隣で建設中の建売住宅でも、地盤が悪いと言われているところだけでなく高台の段丘地でも地盤補強が行われているケースがあります。
不動産の購入は夢だけではなく現実をしっかり直視してリスク対策もしっかり考えたいところです。
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